土佐清水市の認定こども園に新たな仲間が“入園”しました。小さな転入生は子供たちとのびのび元気に過ごしています。 土佐清水市にある認定こども園「しみず幼稚園」に、5月上旬に“入園”したのは生後およそ2カ月の2匹のヤギです。 園児：「やぎさんおいで」 土佐清水市の農家が飼っているヤギが4月中旬に産んだ双子。農家から「動物と触れ合うことで命の大切さを学んでもらえたら」と園が譲り受けました。 茶色が雄の「おっくん」。 園児「おっくん」 白色が雌の「よっちゃん」です。 園児：「えさいっぱい持ってきた」 園児の日課は登園したらすぐに、家から持ってきたニンジンやタンポポの葉をおっくんとよっちゃんにあげることです。 園児エサをかごに入れるとヤギが餌を食べます。 記者：「おいしいですか？」ヤギ：「おいしい」 元気いっぱいの園児たちの勢いにちょっと驚きつつも、双子のヤギは満足げな表情です。 園児：「たのしい。だいすき」 しみず幼稚園・西村光一郎園長： 「言葉で教えることではなくて、実際に命があるものを飼って、動物に限らず、きれいな花やそれこそ動物を育てて喜んで、また悲しむ場面も教えたい」 園児：「いっぱい食べて大きくなってね」 園児たちは新しい仲間の世話をしながら一緒に遊んで楽しい時間を過ごしていました。