愛媛の新たな養殖魚へ!マサバの稚魚配布
新たな愛媛県の養殖魚として期待されるマサバの稚魚が26日、愛南町の養殖業者に配布されました。 愛媛県水産研究センターでは、漁業者の安定的な収入につなげようと、天然資源に依存しないマサバの完全養殖化に向けて2023年5月から研究を進め、今年度、初めて生産に成功。 約3万2000匹の稚魚が誕生しました。 県では市場への流通に向けて試験養殖を行うため、宇和海沿岸の養殖業者4者に完全養殖のマサバの稚魚あわせて2万8000匹を無償で配布する予定で、26日はこのうち、愛南町の養殖業者に8000匹が配布されました。 今回配布された稚魚は出荷サイズに成長させて、市場へ出荷される予定で、残った稚魚については県水産研究センターが病気に強い品種に向けて研究などを行う予定です。