公園で刃渡り20センチを超える包丁を所持していたとして、41歳の無職の男が銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。 　男は8月6日午後11時40分ごろ、北海道小樽市築港の公園で、正当な理由なく刃渡り20.5センチの文化包丁を所持していました。 　警察によりますと、公園のベンチに1人で座っていた大きな荷物を持つ男に警察官が職務質問をしたところ、刃物を持っていることが発覚しました。 　包丁は男が作った段ボール製のさやに収まっていました。 　調べに対し男は「観光で北海道に来た」「包丁を持っていたことは認める。北海道の新鮮な食材を使って宿泊先のホテルで調理するため、京都から持ってきた」などと話し、容疑を一部否認しているということです。 　警察は男が刃物を持っていた経緯や動機を詳しく調べています。