「史上最強を更新し続けます!」乃木坂46『34thSG アンダーライブ』3DAYS完走!
続いては、初の試みが多数用意された挑戦的なブロックへ突入。軽快なおしゃべると小粋な音楽で来た者を癒すバーを舞台に、マスターの吉田が来店した奥田と林のお悩みを解決していく。そして、この3人に伊藤、小川、中西、中村を加えた7人でジャズ風にアレンジされた「三角の空き地」「涙がまだ悲しみだった頃」をしっとりと、落ち着いた大人のトーンで歌唱してみせた。
2曲歌い終えると、その日の売り上げと“大事なもの”を宝箱にしまいバーを閉店。吉田がバーを離れると同時に、アイマスクを付けた怪盗団の7人(岡本、阪口、佐藤楓、佐藤璃果、清宮、松尾、矢久保)が侵入する。コップやステッキを用いたパフォーマンスや、ミュージカルを彷彿とさせる妖艶なダンスを交えながら「My rule」「Hard to say」を披露し、お宝を手に入れようとする。
ストーリー性の強い演出に続き、荘厳なSEに乗せてステージ後方からドラムセットとともに中西が登場。ステージ両サイドには、同じくドラムセットに座る小川、松尾も姿を現し、それぞれ特徴の異なるセッティングが施されたドラムセットで派手な演奏が繰り広げられる。アイドルグループでは例を見ないトリプルドラムによる華麗な競演に観客が熱狂すると、ほかのメンバーもステージ登場し、3人のパワフルなドラム演奏に合わせて「Under’s Love」を披露。迫力のある音圧とパフォーマンスに圧倒されたオーディエンスは、歓喜の声と拍手で彼女たちを称賛した。 乃木坂46としても新境地を見せたブロックを終えたあとのMCでは、怪盗団が盗んだ宝箱に入っていた“大事なもの”が明かされることに。初日公演ではオーディション期間中に撮影された吉田のレア写真、2日目公演は同じく阪口の貴重な写真が入っていてファンを沸かせたが、最終日に入っていたのは「乃木坂工事中」のハロウィン企画でトライした、小梅大夫を真似した白塗り&和装姿の佐藤楓の写真。前2日とは趣向の異なる写真がスクリーンに映し出されると、会場の空気は一気に和んでいった。