米上院選、共和がウェストバージニアの1議席獲得 過半奪取へ前進
Andy Sullivan [ワシントン 5日 ロイター] - 米大統領選と同時に実施されている連邦議会選は5日、上院(定数100、改選34)を巡って共和党がウェストバージニア州の1議席を獲得し、過半数奪取に向けて前進した。 共和党のジム・ジャスティス候補が投票締め切り直後に当確。この議席は民主党から無所属に転じたジョー・マンチン氏がこれまで占めていた。 民主党が現在51対49で多数派を占めている上院は、これで両党五分五分となる。他の改選議席の結果が出れば勢力図が変わる可能性がある。 一方、全議席が改選となる下院(定数435)では、ノースカロライナ州で共和党のアディソン・マクダウェル候補が議席を獲得。デラウェア州では民主党のサラ・マクブライド候補が勝利した。マクブライド氏はトランスジェンダーであることを公表している初の連邦議会議員となる。 下院は現在、共和党が220対212で多数派を占める。各党とも少なくとも200議席は安全圏にあるため、多数派争いは40議席未満の行方にかかっているとみられる。