能登半島地震で初の仮設住宅が完成 風呂・トイレ・キッチン備え付け 子育て世帯や高齢者優先で入居 石川・輪島市
地震の被災者にとって生活再建の第一歩となる、石川県輪島市に完成した仮設住宅18戸が2日、入居を前に報道陣に公開されました。 【写真を見る】能登半島地震で初の仮設住宅が完成 風呂・トイレ・キッチン備え付け 子育て世帯や高齢者優先で入居 石川・輪島市 県は輪島市に548戸の仮設住宅を建設していてキリコ会館多目的広場に1月31日に18戸が県内で初めて完成しました。 記者 「仮設住宅にはお風呂やトイレ、キッチンが備えつけられ水が利用出来ます。」 仮設住宅は、間取りは2DKが14戸、4DKが4戸あり断水が続く輪島市ですが受水槽、浄化槽が設けられたことから水が使えるようになっています。入居者について市では子育て世帯や高齢者など生活弱者を優先して選定していると言うことです。原則2年間住むことができ、今回の入居予定者は18世帯58人で3日から入居可能です。 坂口茂輪島市長 「素晴らしいトイレと風呂だった、仮設住宅といえど生活環境はいいと感じた。1日も早くふるさとに戻って来られるようにしていきたい」 輪島市では3月末までに入居申込みのあったおよそ4000戸分の建設用地を確保したいとし、市有地だけでなく民有地も使えるように交渉しています。
北陸放送