千葉都市モノレール 初のプラレール来春発売 先行予約受け付け
千葉都市モノレール(千葉市稲毛区)は運行中の車両「アーバンフライヤー0形」の鉄道玩具「プラレール」を来春に初めて発売する。先行予約の受け付けが始まり、これに合わせ同市中央区のちばぎんイノベーションラウンジ(マインズ千葉1階)で、プラレールのジオラマを来年2月までの期間中公開している。 車体がつり下がる懸垂型のモノレールは、国内では千葉都市モノレールと湘南モノレール(神奈川県鎌倉市)の二つのみ。湘南モノレールのプラレールはすでにあり、千葉都市モノレールでも長く愛される玩具ブランドをてこに「ファンをさらに増やしたい」(担当者)としている。 プラレールは今年発売65周年を迎えたタカラトミーのロングセラー。千葉都市モノレールが同社に製作を依頼。販売促進課(当時)の北見祐樹さん(29)と車両課の井上智嗣さん(29)の2人が携わった。 プラレールの大きさは幅96センチ、奥行き53センチ、高さ約20センチ。2012年に導入されたアーバンフライヤー0形をモデルにした。車両の形状や色など大人が見ても楽しめるリアルさを追求。車両番号やヘッドマークのシールを同封した。井上さんは「細部までこだわったプラレールと比べても遜色ない」。北見さんは「お気に入りの編成にカスタマイズできる」とPRする。 先行予約は来年2月28日まで。税込み価格は8380円(包装なし、沖縄・離島以外)。C‐VALUEクラウドファンディングで受け付ける。 ジオラマの公開は午前10時~午後5時。12月31日~1月3日は休業。プラレールのヘッドマークを掲出した1編成(第26編成)を25年12月まで運行予定。