「服役後に日本へ強制送還」解雇から半年、水原一平被告の“1人ではなかった”驚きの姿
8月下旬、アメリカの自宅前らしき場所で、ベージュのパーカーに黒のショートパンツ、帽子と眼鏡姿の水原一平被告が目撃された。 【写真】ロスで買い物をしていた、水原一平被告の至近距離を歩く女性
妻と一緒に目撃された水原一平
「水原被告は違法なスポーツ賭博に関与したとして、韓国での開幕戦の翌日である3月21日にドジャースを解雇。その後、通訳をしていた大谷翔平選手の口座から不正に送金していたことが発覚し、銀行詐欺の罪などで訴追。大谷選手の被害額は約1700万ドル、日本円にして約25億円にのぼりました」(在米ジャーナリスト、以下同) 現地時間10月25日に判決が下される水原被告。アメリカの現地メディアによって久しぶりに目撃されたが、1人ではなかったことに驚く声もあった。 「隣には、水原被告の妻と思われる女性がいました。水原被告は、裁判所に3度出廷していますが、そのときは左手薬指に結婚指輪をしていませんでした。なので“離婚したのではないか”と囁かれていましたが、どうやらまだ一緒にいるようです」 “水原夫妻”は買い物帰りなのか、紙袋やビニール袋を手に家の中へ入っていった。夫がスター選手の通訳という立場から転落し、水原夫人には同情する声も上がっていた。 「開幕戦が行われる韓国へ向かう際、大谷選手は自身のインスタグラムで真美子夫人を初公開しましたが、そのときの集合写真には水原被告の奥様も写っていました。水原夫人も初公開だったため、Xで《一平さんの奥様》がトレンド入りしたほどの話題に。開幕戦でも、大谷選手の両親や真美子夫人と並んで観戦していました。ところが、その直後に水原被告が解雇。SNSでは《かわいそう》という声が多く上がっていました」(スポーツ紙記者、以下同)
インタビューで語った借金
水原被告は、アメリカのスポーツ専門放送局『ESPN』のインタビューで自身の借金について、 「妻は何も知らなかった」 と証言。水原夫人にとって、衝撃的な出来事だろうが、これから先も苦難が待っている。 「水原被告がウーバーイーツの配達員をしていると現地メディアが報じましたが、その後、係争中であることを理由に配達員の資格が剥奪されたようです。水原被告には、大谷選手へ約25億円の弁済義務もありますが、これほど大きな事件を起こしただけに、大金を稼ぐのは難しい状況。全額返済は現実的ではありませんが、残りの人生で返済に励まなくてはなりません」 捜査を担当した検事は6月の会見で、水原被告の今後について、 「アメリカで服役した後、日本に強制送還されるだろう」と明かしていた。 金や社会的地位を失ってもなお支えてくれる妻は、どこまでついていくのだろうか。