【クイーンS】直近5年の優勝馬に共通!超シンプルな方法で浮上する軸候補2頭
7月28日(日)に行われるクイーンステークス(G3、札幌芝1800m)は、直近5年(札幌開催)の優勝馬に「とある共通点」があったのをご存じでしょうか? その見つけ方は意外にも超シンプル。ズバリ「夏実績」に注目して下さい! ▼クイーンS優勝馬の「7~9月」レース成績 23年1着 ドゥーラ(1人気) [2-0-0-1]連対率66.7% 22年1着 テルツェット [2-0-0-0]連対率100%(2人気) 20年1着 レッドアネモス(11人気) [2-0-0-0]連対率100% 19年1着 ミッキーチャーム(1人気) [3-0-0-0]連対率100% 18年1着 ディアドラ(1人気) [2-1-0-1]連対率75% (※札幌開催5年、すべて出走当時の成績) 過去の優勝馬にはすべて7~9月に行われたレース、すなわち「夏競馬で2勝以上」の実績を持つという共通点。また11番人気で勝利した20年レッドアネモス含む3頭が夏競馬で無敗のまま参戦していたことも要チェックでしょう。 年々気温が上昇し、過酷さを増す夏競馬。馬たちが暑さの影響を受けることは避けられそうもないだけに、すでに同じ季節で結果を残している馬が安定して活躍しているのだと考えられます。 さて今年のメンバーのうち「夏競馬で2勝以上」を挙げているのは以下の4頭。 ウインピクシス [2-1-0-2]連対率60% キタウイング [2-0-0-2]連対率50% コンクシェル [3-0-0-1]連対率75% モリアーナ [2-0-0-0]連対率100% この中で最も期待値が高そうなのが夏無敗のモリアーナでしょう。2歳時のコスモス賞(札幌芝1800m)では今回の人気上位が予想されるドゥアイズを2馬身差で下しており、時期+コースへの適性は証明済みです。 また最多の3勝を挙げ、連対率75%を誇るコンクシェルにも注意を払いたいところ。そのうち2回は後続と5馬身差をつける圧勝劇を披露しているように夏バテ知らずで、灼熱の太陽をものともしない激走を見せてくれるかもしれません!
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