つまみ枝豆、愛車「メルセデス・ベンツS400d」に注ぐ愛情 師匠・ビートたけしの運転手は「緊張します」
21日放送のBS朝日『カーグラフィックTV』に出演
お笑いタレントのつまみ枝豆が21日放送のBS朝日『カーグラフィックTV』(木曜午後11時)に出演し、番組MC・松任谷正隆氏と共に愛車にまつわるトークを展開する。 【写真】ピカピカに磨かれた白光りボディー つまみ枝豆が公開した愛車「メルセデス・ベンツS400d」 1984年10月に地上波のテレビ朝日でスタートした自動車情報番組『カーグラフィックTV』が、月に1回放送している40周年アニバーサリー企画。今回の11月ゲストとして登場する枝豆は、芸能界に入る前からクルマが好きで、ガダルカナル・タカとコンビを組み、やがてビートたけしさん率いるたけし軍団の一員となってからは、やはりクルマが大好きな師匠・たけしさんの運転手も担当。ロールス・ロイスなどの高級車を運転しつつ、自らもメルセデス・ベンツなど憧れのクルマを手に入れられるようになっていったという。 そんな枝豆のクルマ遍歴にも師匠・たけしさんとの絆が見え隠れ。松任谷正隆が芸人・枝豆が繰り出す師匠との爆笑エピソードの中から、枝豆のクルマへの思いなどを掘り起こしていく。 一見、接点のないように見える2人だが、実は故・蜷川幸雄さん演出の舞台で顔を合わせていたという事実も判明。とはいえ、当時は舞台の音楽担当と役者という立場の違いからほとんど話すことはなかったそうで、互いに大好きなクルマ談義に花を咲かせるのは今回が初めてとのこと。若い頃からメルセデス・ベンツに魅せられた枝豆が、現在の愛車である「メルセデス・ベンツS400d」に注ぐ愛情、そしてそこにたどり着くまでのクルマ遍歴とは。たけしさんや妻でタレントの江口ともみとのエピソードも絡めつつ、枝豆の芸人ならではのクルマにまつわる半生を松任谷がゆっくりとひも解いていく。 収録後の枝豆のコメントは以下の通り。 ――番組にご出演された感想は。 「出演のオファーをいただいたときは嬉しかった反面、ものすごくびっくりしました。クルマは好きですけど専門的な話は……と思ったんですが、松任谷さんとのトークだとうかがってめちゃくちゃ嬉しかったですね。『カーグラフィック』は高価で買えなかった雑誌でしたし(笑)。松任谷さんとは以前お会いしたことがあって、クルマのことをお聞きしたかったんですけど、当時は蜷川(幸雄)さんの横にいらしたので話が出来なくて(笑)。だから今回はものすごく充実した時間をいただきました。ありがとうございます」 ――松任谷さんとお話をされていかがでしたか。 「仕事でご一緒させていただいたときも雲の上の方という感じで、気軽にお話ができるとは思っていなかったんです。接点も多くなかったので。でも、今日はクルマのことだけでなく、ずーっとお話していたいと思いました。仕事ですけどプライベートの話もできたので、何者にも代えがたい良い経験をさせていただきました」 ――松任谷さんとのドライブの感想は。 「最初はちょっと緊張しました。松任谷さんが『次はこっちへ』と指示されるじゃないですか。どうもそれがたけしさんと通じるところがあって(笑)。そういう意味でもちょっと緊張しましたね」 ――たけしさんの運転手は緊張されましたか。 「いやー緊張します。運転したクルマはメルセデス・ベンツのリムジン、次はロールス・ロイス。当時はナビがなかったので。道がわからないところだと、たけしさんが指示してくれるんですが、帰りはたけしさんが寝ちゃうから迷うんです。で、ウロウロしていたらたけしさんが起きちゃって、後ろから怒られて(笑)。常にそんな感じでした(笑)。でも、絶対にご飯は一緒に食べさせてくれました。『クルマで待ってろ』はなかったですね」 ――枝豆さんにとってクルマとはどういうものですか、 「すべてのことにつながる必要不可欠なアイテムですね。仕事もそうだし、プライベートもそうだし、趣味もそうだし。女房の次に大切なもの、と言っておきますかね、同じぐらいと言っては語弊がありますから(笑)」 ――この番組で伝えたいことは。 「自分に向いていないと思いながら、この業界に入ってきて40数年、人とのめぐり合わせもあって続けてくることができました。その中で好きなクルマに手が届くようにずっと頑張って、やっと買えて、そしてまだ乗りたいクルマがあって。簡単には目標には追いつかないんだというところを見て欲しいですね。そういう思いがいつまでもあるといいなと。大人の方には大人としてカッコつけて欲しいと思います。それが大人の義務というか、子供たちに“ああいう大人になってクルマに乗りたい”、と思ってもらいたいじゃないですか。そういうことがトークの中から読み取ってもらえたら嬉しいですね」
ENCOUNT編集部