キム・ヒョナが2年ぶりのカムバック 届かなかった“頂き”を目指した新EP「アティチュード」
WWD:どのようなきっかけでそのようなアプローチを取られたのか気になります
ヒョナ:プロデューサーやディレクターの意見をより重視し、プロに従うことを目指しました。以前は自分が表現したいことに集中していましたが、今回は彼らが表現したいメッセージを“ヒョナ”というアーティストを通して伝えようとしました。共同制作のプロセスが喜びの源になるようにしたかったのです。
WWD:マス・アピールにも取り組まなければならないのでは?
ヒョナ:マス・アピールとは何なのか、私もまだ理解しようとしている途中です。エンターテインメント業界の定義が曖昧になればなるほど、私の中でも不確かになっています。なので、いつも理解につながる助けを探しています。 一方で、「楽曲が万人に歌われるアーティストになる」という考えは、あまりないですね(笑)。前にやったことを繰り返したいとは思わない。常に新しいものを求めていくつもりです。
ハイキングへの挑戦と久々のバンコク訪問
WWD:最近、取り巻く環境が変化している中で、癒しがますます重要になってきているのではないですか?
ヒョナ:陳腐に聞こえるかもしれないですが、私にとっては働くことが一番の癒しです。あ!最近は別の癒しも見つけました。ハイキングです。優れなかった体調が良くなってきたこともあり、ハイキングに挑戦する気持ちに火がつきました。この山に登りきれば、レコーディングもきっと完走し届かなかった音楽に到達できる。そんな野望が湧いてきたのです。登りはきつかったですが、頂上に着いた時には達成感と新たなチャレンジ精神に満たされました。アチャサン(峨嵯山)に登ったのですが、今度は北漢山に挑戦したいですね。そんなわけで、最近は登山靴を物色中です。
WWD:久々のバンコク訪問。旅先で必ずすることはありますか?
ヒョナ:市場やスーパーマーケットもチェックは欠かせないです。バンコクに行くのは久しぶりですが、マーケットに行くとTシャツが4000ウォンくらいで売っています。ビンテージのTシャツを見つけるのが楽しいので、旅行のたびに訪れるようにしています。また、屋台で果物や串焼きを買って食べるのも大好きです。