<2024球場特集>選手が語る「わが本拠地球場の魅力」【セ・リーグ編】
さまざまな球場でプレーしている選手たちだが、やっぱりホーム球場が一番! ホーム球場が最高! 愛すべき“わが家”の魅力を語ってもらった。 【選手データ】小野寺暖 プロフィール・通算成績・試合速報
阪神・小野寺暖「強い浜風にも慣れています」
京都翔英高では甲子園を目指してやっていましたけど、出場できなかったです。だから今、こうやって甲子園でプレーできているのは、すごくうれしいです。とにかく浜風が強いので、打つのも守るのも難しさはあります。でも、ホームの分、それは慣れてはいますね。あとは、やっぱり阪神ファンの応援はすごい。優勝、日本一となかなか経験できないことが続いているので、もっと結果を残して、まだ見られていない景色を見られるように頑張りたいですね。
広島・堂林翔太「360度からの後押しによる空気感」
各球団の応援席がパフォーマンスシートとして独立しているので、360度から広島ファンの後押しを受けられます。特にチャンスのときはチームと一体となって盛り上げてくれるので、自分の力以上のものが出せるような空気をつくってくれます。雰囲気もメジャーの球場のようで、12球団でもトップクラスだと思います。無観客だったコロナ禍でのプレーを経て、あらためて大歓声をもらえる球場のありがたさを感じます。
DeNA・森原康平「すごい熱量で選手を後押し」
ファンの方々の「熱」をめちゃくちゃ感じます。すごく熱量があって、リリーフカーに乗ってマウンドへ行くまでの時間でもそれが伝わってくるし、力になります。球場の形状も相まって、選手を後押しする一体感というのをすごく感じるんですよね。初めて登板したときは(2022年途中に楽天からトレード移籍)、ファンの方の応援の声量の大きさに驚きました。マウンドではもちろん、ベンチに戻ってからも、それはもうすごいなって思いますね。
巨人・高梨雄平「重低音の響きに迫力がある」
巨人に移籍して東京ドームでプレーするようになって感じたのは、音響の迫力です。だって、歌手がすごいライブを開催する場所ですもんね。実際に登場曲がかかると、重低音の響きに迫力があるなと感じました。楽天時代の球場やファームのジャイアンツ球場は屋外なんですけど、ドーム球場だとやっぱり聞き応えがあるな、と思います。観客の収容人数も多いから歓声もすごく響きます。迫力ある音は、選手としてはすごく力になります。