間宮祥太朗、田中樹の監督へのクレームに大爆笑!『劇場版アクマゲーム』撮影裏話でキャスト陣の暴露合戦が開幕
2024年4月に放送されたテレビドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」の劇場版作品『劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』(10月25日公開)の完成披露舞台挨拶が10月1日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、間宮祥太朗、田中樹、竜星涼、嵐莉菜、金子ノブアキ、志田未来、小澤征悦、佐藤東弥監督が登壇した。また舞台挨拶前には、TOHOシネマズ六本木ヒルズ前の大階段で開幕宣言イベントも開催された。 【写真を見る】完成披露舞台挨拶に登壇した間宮祥太朗、田中樹のクレームに大はしゃぎ!? 本作は、99本集めるとこの世のすべてを手にすることができる “悪魔の鍵”を巡り、悪魔たちが執り行う究極の“頭脳×心理”デスゲーム「アクマゲーム」に挑むサバイバル・エンタテインメント。劇場版ではドラマ版からさらにスケールアップした物語が展開する。 つい3日前まで本作の編集作業をしていたという佐藤監督は「文句なく楽しんでいただける娯楽作品になりました!」とニッコリ。映画、ドラマを含めて撮影期間は117日間に及んだとのこと。撮影を振り返った間宮は「過酷な瞬間もあったけれど、チームワークもよくみんなでチームとして乗りこえたという感覚がありました」と笑みを浮かべ、撮影現場には、常にたくさんの言葉が飛び交い、笑いが絶えなかったと明かした。 撮影で印象に残っていることを尋ねられた田中は、ゲームのシーンでのカット数の多さに触れ、「1日かけて2シーンくらいを撮るみたいな過酷な撮影でした」と振り返り、「同じシチュエーションを何度も撮るという過酷な撮影がドラマ版から続いていました。映画では海外にも行ったりして、体力的にもしんどかった気がします」とハードな撮影だったとしみじみ。「カンボジアの撮影で、初めて撮りこぼしを経験しました」と続けた田中。翌日同じシーンを撮り直すことになり、再び同じロケ場所に足を運んだそう。「同じ建物に入って、ただ立っているだけのカット」と苦笑いの田中は「でも、そのシーン、劇場版でカットされてたんです!」と佐藤監督にクレーム。 「本当に申し訳ない…」とお詫びをした佐藤監督は「どうしても欲しいカットだったけれど、編集の時に、ソロよりもグループのシーンにしたほうがいいと思って…」と申し訳なさそうに説明。気まずかったのか、逆パターンがあるとして、「小澤さんに雨の日の夜にわざわざワンカットだけの撮影のために来てもらったこともあって。ドラマ版では使わなかったけれど、映画で使いました、そういうこともあります!」と語る佐藤監督に、間宮、竜星が「樹のシーンの話と関係ない!」と大笑い。田中は「では、監督の別の映画で使ってください!」とアピールして笑いを誘い、小澤が「今回のエンドロールで、とかどう?」と提案。すると間宮が佐藤監督がギリギリまで編集していたことを思いだし、「まだ、直すかもしれない。(今日の試写会の)リアクションを見て直すかもしれないから!」と笑いを堪えながら田中をなだめる場面もあった。 竜星は「みんなでSixTONESのライブに行きました!」とキャストとの思い出を挙げ、「普段の樹と全然違っていて…」と役とのギャップに触れ、イケイケでカッコよかったと絶賛。ステージでのパフォーマンスを褒められて、ちょっと照れ気味の田中が、「竜星くん、30分遅刻してきて。時間勘違いして、ピザ食べてたって言いながら(笑)」と暴露すると、「それは言わないでよー」と気まずそうな竜星。劇場版から参加の金子は「チームワークが完成され尽くしているし、声優陣もすごいメンバーが揃っていました」と振り返り、「ものすごいセットの中で撮影する時もあれば、CGで仕上げるために、手持ちパネルなどを使って地味な作業で進めることもある。いろいろな積み重ねでできているなと思いました」と現場の様子をレポートしていた。 「楽しい皆さんで、グループLINEにも入れてもらって…」と切りだした志田の言葉に、「その話をするなら、言っちゃうよ!」と間宮と竜星が前のめりに。「退会しやがって…」と間宮がニヤリとすると、竜星は「記事の見出し決まったね。“志田未来、グループLINE退会!”だね」とマスコミ席を見やりニヤニヤ。退会した理由を聞かれた志田が「撮影が終わったから抜けようかなって思って…」と淡々と語り、「撮影は本当に楽しかったです。今日も久しぶりにお会いできてうれしいです!」と満面の笑みを浮かべる。間宮と竜星が「もう一回、招待する?」と相談していると、「大丈夫です」とニコニコの志田に、会場もキャストも大爆笑だった。トークでもチームワークの良さを披露するかのように、次々と面白エピソードが飛び出し、会場は笑い声が絶えない空間となっていた。 終盤には<トゥルーオアフォールス>と題したゲーム企画に挑戦するコーナーも。観客も一緒にゲームに挑戦し、終始わちゃわちゃと盛り上がる楽しいイベントとなった。 取材・文/タナカシノブ