【RIZIN】ペティス、堀口恭司戦でKO予告!「前回左だった、今回は右で」
6月9日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催される『RIZIN.47』の直前インタビューが、7日(金)に都内会場にて行われた。[RIZIN MMAルール61.0kg]にて堀口恭司(33=ATT)と対戦するセルジオ・ペティス(30=米国)が、試合前の心境を明かした。 ペティスは堀口と21年12月のベラトールバンタム級タイトルマッチで対戦。試合は序盤からテイクダウンを織り交ぜた攻勢で堀口が優位も、4Rにペティスのバックブローが堀口のアゴをとらえて失神KO勝ちを奪った。 【フォト&動画】ペティス、堀口から失神KOを奪った芸術的バックブロー すでに今週月曜日の3日から来日して準備してきたというペティスは、「とても興奮しています。初めて東京へきて、しかも堀口とやるなんて最高です」と笑顔を見せた。金髪での登場を指摘されると「じつは、生まれて初めて染めました。日本の格闘家の多くが、やっているので」とペティスは日本人のマネをしたという。 日本滞在中は平本蓮にアテンドしてもらったといい、「マッサージとか、本当に必要なところを見つけてくれて助かりました。あとは、違う打撃スタイルを教えてくれました。自分の打撃が変わってきたことを実感しています。彼のことは家族のように思っています。いつか、恩返しをしたいです」とペティスは感謝を述べた。 平本からは滞在中の生活のケアだけではなく技術交流が行われたようで、ペティスの打撃がどんな化学反応を起こすのか楽しみだ。 今回、堀口とは再戦になるが“勝ち逃げもできたのでは?”という指摘に対してペティスは「彼は、再戦を要求する権利があって当たり前。前回は3Rまでは彼もいい動きをしていたし、自分も逆の立場だったら、やりたいと思うはずです」と当然のことと捉えていた。 堀口の評価は「彼は、すべてできる危険なファイター」と高く、試合展開については「前回の3R(KOで決まっていなかった場合)の続きをしてくるでしょうね。テイクダウンして、グラップリングをやってくると思う。でも、もしかしたら真逆をやってくるかも。グラップリングと思わせて、打撃できたり。どちらでも対応できるようにしてきました」と、あらゆる想定をしているという。 前回はバックブローでのフィニッシュだったが今回は「前回は左手。今回は右手で倒したい。ただ、試合なので、何が起こるか分からない。ヒザ蹴りを使うかもしれないし。理想は、右で倒すことです」とペティスは右のKOを予告した。 再び、ペティスがバックブローで堀口を倒してしまうのか、それとも……。因縁対決は、衝撃の結末が待っているのかもしれない。