春高バレー2回戦 東北と古川学園ともにフルセットの激闘制し3回戦へ〈宮城〉
仙台放送
1月5日に開幕した春の高校バレーです。6日は男女2回戦が行われました。宮城代表は男子・東北、女子・古川学園がともにフルセットの接戦を制し3回戦に駒を進めました。 5日の1回戦をストレートで勝利した女子代表・古川学園は2回戦で岐阜代表・岐阜第一と対戦しました。着実にポイントを重ね、第1セットを大差で奪った古川学園でしたが、第2セットは序盤から接戦となります。古川学園は身長183センチの大型ミドルブロッカー、中川を中心に攻撃を組み立てますが、岐阜の粘りのバレーを前にこのセットを落としてしまいます。2年ぶりの春高制覇へ後がない最終第3セット。序盤は両チームのエースの打ち合いに。 一進一退の攻防が続く中、抜け出したのは古川学園でした。エース三浦の強烈なスパイク!世代別日本代表の1年生、工藤の連続得点などで岐阜第一を突き放し、セットカウント2対1で勝利。3回戦に駒を進めました。 古川学園 三浦結衣奈選手(2年) 「フルセットで勝てた試合はすごく自分たちの経験になった。自分の持ち味であるスパイクレシーブ、サーブ、全てあの舞台で出せるように頑張る」 一方、男子代表・東北は3年前の春高王者、山梨代表・日本航空と対戦。強豪校同士の対戦は最終セットまでもつれる熱戦となります。セット序盤、東北はリードを許す苦しい展開。 それでも、世代ナンバー1セッターとの呼び声が高い瀬川を中心に、磨いてきたコンビバレーでリズムを掴み、終盤、逆転に成功します。フルセットにもつれ込む熱戦を制した東北。3年連続の3回戦進出を決めました。 東北 瀬川桜輝主将(3年) 「フルセットを最後しっかり取り切ることができたのは非常にうれしく思いますし、しっかりあしたにつなげられたらと思います。3年生になって(春高制覇への)最後のチャンス。目標に向かってあしたからも頑張っていきたいと思います」 3回戦は7日、古川学園が東京代表・共栄学園と、東北は兵庫代表・市立尼崎と対戦します。
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