17日にかけ警報級大雨の恐れ 沖縄本島地方 豪雨被害の北部は増水や土砂災害に警戒を(15日午前11時現在)
沖縄本島地方では、17日にかけて台風周辺の湿った空気や気圧の谷の影響で大気の状態が非常に不安定となっている。 【動画】「やめられない、止まらない」オジイのクンセイいか 知る人ぞ知る季節物にリピーター続出
本島北部地方では午前9時33分に大雨警報(土砂災害)と洪水警報が発表され、正午までに解除された。本島北部ではこれまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、沖縄気象台は、15日夕方にかけて土砂災害や河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけている。豪雨災害から復旧の途中の沖縄本島北部では、引き続き土砂災害への警戒が必要だ。 本島北部では17日にかけて、本島中南部では16日から17日は雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがある。本島北部では15日午後以降に1時間に最大40ミリの雨が降る可能性がある。15日午前6時から16日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、本島中南部、北部で80ミリの予想となっている。 台風25号は15日午前9時時点でバシー海峡にあり、1時間に15キロの速さで北西に向かっている。台風は今後北上し、先島諸島の南海上で熱帯低気圧に変わる見込み。台風の中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。
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