1歳女児に別の女児の顔写真入りマイナカード交付 「年齢近く、名前見ず」滋賀県彦根市が謝罪
滋賀県彦根市は25日、1歳の女児に、誤って別の女児の顔写真を載せたマイナンバーカードを交付していた、と発表した。市は保護者らに謝罪した。 【画像】保険証廃止で12月からどうなる? 市によると、1歳女児は7月30日、保護者と市役所ライフサービス課でカードの申請手続きを行ったが、職員が同じ日に申請があった同年齢の女児の顔写真と取り違えた。9月17日に間違った写真付きのカードが1歳女児宅に届き、ミスが判明した。写真は市役所で撮影し、名前を書いたプレートも写っていたが、職員は「年齢も近く名前までは見ていなかった」などと説明したという。 市は再度手続きをし、10月28日には正しいカードが市役所に届いていたが、11月5日に保護者から問い合わせを受けるまで連絡を怠るミスもあった。同課は「深くおわびし、複数人での写真確認や職員間の情報共有を徹底する」とし、誤って写真を使った女児側にも謝罪する。