「ご入場が叶わずお帰りいただくケースがいまだ多数発生」広島がチケット転売行為に関して注意を呼びかけ
サンフレッチェ広島は24日、観戦チケットの転売行為についてクラブ公式サイトで注意喚起を行った。 【動画】「なぜこれで怒られないのか」Jリーグの試合前の光景に海外ファン驚愕 クラブではチケットサービス利用規約およびクラブ会員規約において、観戦チケットの転売行為を固く禁止している。しかし、転売行為はあとを絶たず、クラブの判断で毎試合多数のチケットの無効化措置を講じているという。「遠方からお越しになるビジターサポーター様を含め、転売チケットを入手してしまったがために、ご入場が叶わずお帰りいただくケースがいまだに多数発生しております」と実際の事例も伝えた。 また、最近は大量に入手した転売チケットを、さらに高額で転売して利益を得ようとするなどの悪質な行為も横行。クラブは転売の確認がとれた場合の無効化措置とともに「悪質な事案に対しては、顧問弁護士、警察とも連携し、然るべき対応をしてまいります」と表明している。 クラブは改めて「転売が判明したチケットについては、如何なる場合も弊クラブは一切の入場を認めず、一切の責任も負いかねます。また、購入者の手元から離れたチケットや購入価格以下で転売したチケットを、更に第三者に転売されたことによる被害に対しても、弊社は一切の責任を負いませんので、販売価格に関わらず、転売行為自体お控えいただきますようお願いいたします」とした。 さらに「スタジアムの入場ゲートにおいても、転売された疑いのあるチケットに対し、事前勧告なく一時的なQR無効化および事情聴取・身分証チェック等を実施させていただく場合がございます」と通知。「スタッフよりお声かけさせていただいた際は、ご協力いただきますようお願いいたします。ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。