<浦学新時代>’22センバツ センバツ旗を授与 八谷主将「看板背負い戦う」 /埼玉
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する浦和学院(さいたま市緑区)で14日、開会式の入場行進で掲げるセンバツ旗の授与式が行われた。 式の始めには、県高野連の坂上節会長があいさつ。2020年のセンバツ中止に触れ「出られなかった学校の分まで甲子園で活躍し、9年ぶりに埼玉に優勝旗を持ち帰ってほしい」と激励した。毎日新聞さいたま支局の坂本高志支局長は「野球が持つ力、自分がやってきたことの誇り、周りの人たちへの感謝を胸に刻み、全力を出してください」とエールを送った。 センバツ旗は、坂本支局長から坂上会長、同校の石原正規校長へと渡り、最後に八谷晟歩主将(2年)が受け取った。旗が渡ると、見守っていた選手らから拍手が送られた。 旗を手にした八谷主将は「応援してくださる方に勇気と感動を与えられるよう、浦和学院の看板を背負って戦ってきます」と決意を語った。森大監督は「新体制になって時代が変われども、浦和学院の伝統を引き継いでいく。引き続きご声援をよろしくお願いします」と述べた。 授与式の様子はユーチューブでオンライン中継され、野球部以外の生徒や保護者らも会場外で見守った。【平本絢子】