獄中死のナワリヌイ氏 独立系機関の世論調査で回答者の1割「活動を支持」
ロシアの反体制派指導者で獄中死したナワリヌイ氏について、独立系機関による世論調査の結果、回答者のおよそ1割が「活動を支持する」と答えました。 ロシアの独立系世論調査機関「レバダセンター」は1日、ナワリヌイ氏が死亡した後の21日から28日にかけて、全土で行った世論調査結果を発表しました。 調査によりますと、ナワリヌイ氏が死亡したことについて、回答した人のおよそ23%が「同情」や「心配」、あるいは「ショック」との受け止めを回答しました。 また、ナワリヌイ氏が行ってきたプーチン政権への抗議や反汚職運動などの活動については、およそ11%が「支持する」と答えました。 ただ、プーチン政権はナワリヌイ氏の死亡発表の直後から、支持者たちへの圧力をさらに強めていて、2020年末に行われた調査からは半減しています。 また、支持すると答えた人のうち、支持の理由として最も多かったのは「正直さ」や「率直さ」を挙げた人で31%に上りました。