J2最下位・群馬の主将CB城和隼颯が山形へ完全移籍「たくさんの意見があることは理解しています」
ザスパ群馬は13日、主将CB城和隼颯がモンテディオ山形へと完全移籍することを発表した。 1998年8月25日生まれの城和は現在25歳。柏レイソルの育成組織出身で、法政大学を経て、2021年にザスパ群馬に入団した。加入2年目の2022シーズンには最終ラインに定着すると、今シーズンは主将としてもチームを牽引。ここまでの明治安田J2リーグで26試合に出場し存在感を示していた反面、チームは第26節終了時点で最下位に低迷。残留ラインの17位とは13ポイント差にまで広がっており、厳しい状況が続いている。 この状況でザスパ群馬を離れる主将の城和は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。 「この度、モンテディオ山形に移籍をすることに決めました。この状況、立場での移籍でたくさんの意見があることは理解しています。それでも全てを受け入れて前に進み続ける覚悟を持ってこの決断に至りました。僕がサッカー選手としての道を歩むことができているのはザスパ群馬というクラブのおかげです。就職活動を終え、大学4年生の夏からリーグ戦に出場し始めた自分に、熱心に声をかけてくださったあの瞬間から僕のプロサッカー選手人生は始まりました。本当に感謝という言葉では表現しきれないものがあります。その恩を結果で、ピッチで、表現することができなかったのは自分の力不足であり、申し訳ないと思っています。それでもどんな時でも応援してくださったサポーターの皆様、厳しい意見も全てが僕の原動力となっていました。この3年半で群馬がとても大切な場所になりました。ありがとうございました」 また、モンテディオ山形での背番号が『22』に決定した城和。クラブ公式サイトにてコメントを残している。 「初めまして。ザスパ群馬から移籍してきました城和隼颯です。J1に昇格するための力になれるよう日々精進します。よろしくお願いします!」
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