<磐城・センバツへ>Play Hard いわき市長「OBとして誇り」 部員ら出場報告 /福島
第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で出場する磐城ナインが13日、いわき市の清水敏男市長に出場を報告した。市役所に集まった職員や市民から激励を受けた選手らは、甲子園での勝利を誓った。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 この日は、阿部武彦校長、木村保監督、大場敬介部長、後藤浩之顧問とマネジャーを含めた部員20人が全員でいわき市役所を訪れた。同高野球部出身の清水市長は「市長として、野球部OBの一人として、大変誇りに思う。皆さんの活躍を楽しみにしている人が全国にたくさんいる。ぜひ磐高旋風を巻き起こしてほしい」と話し、昨夏の福島大会開会式でも披露した「栄冠は君に輝く」を歌ってエールを送った。 激励を受けた岩間涼星主将(2年)は「春はまだ勝ったことがないので、絶対に勝って、いわき市の皆さんや福島の皆さんに感動を与えられるような戦いをしたい」と意気込みを語った。 この後、同高OBの市職員7人で結成された「有志特設応援団」による校歌斉唱と応援が行われた。応援部出身で、団長を務めた危機管理課主査、柴田聡さん(40)は「磐高野球部はいわき地域を代表するチームで、みんなが応援しているので、本当に喜ばしいこと。ぜひ頑張ってほしい」と話した。【磯貝映奈】