11月、岡山市の大森市長が伊原木知事にかつて毎年行っていたトップ会談の再開を提案したことについて、伊原木知事は現時点で応じない考えを示しました。

岡山県／伊原木隆太 知事（左）と岡山市／大森雅夫 市長（右）

　岡山県知事と岡山市長による懇談会は岡山市が政令市に移行した2009年から毎年、開かれていましたが2021年11月を最後に開かれていません。 　大森市長は11月6日県と市の共通の課題について話し合うため、伊原木知事に書面で懇談会の再開を提案しました。 　これに対し、伊原木知事は15日の定例会見で、実務者同士は活発にやりとりしているとした上で、大森市長の提案に応じない考えを示しました。 （岡山県／伊原木隆太 知事） 「案件の選び方や実際のやり方にもよるが、過去あまりいいことになっていなかった。直接面会することによって有意義な話し合いが期待できる案件や状況が生じた場合にはトップ会談をする意義があると考えている」