各地で冬への備え着々 のと里山空港で滑走路の除雪訓練
テレビ金沢NEWS
石川県内では、各地で雪への備えが着々と進められています。輪島市ののと里山空港では、冬本番を前に滑走路の除雪訓練が行われました。
22日、のと里山空港に集結したのは12台の大型除雪車両。 「航空機が安全に、この能登空港に離発着できるよう、万全を期してまいりたいと思います」 能登半島地震のあと、再び迎える雪のシーズンを前に、空港では滑走路の除雪訓練が行われました。
訓練では、雪を押し出す除雪車や凍結防止剤を散布する車など12台が隊列を組んで走行し、長さ2キロの滑走路をスムーズに除雪するための手順を確認していました。 のと里山空港の除雪はこれまで穴水町の1社が担ってきましたが、地震の影響で作業員の確保が難しいことから、ことしは奥能登を中心とした5社が協力して例年と同じ約30人態勢を確保したということです。 能登空港管理事務所・山外 正博 所長: 「12月25日から能登ー羽田便が震災前と同様の1日2往復に戻るということでございまして、これまで以上に能登空港を利用される方増えると思います。航空機が安全にこの能登空港を離着陸できるよう、除雪体制には万全を期してまいりたいと思いますので、安心してこの能登空港を利用いただければと思っております」
除雪車は3センチ以上の積雪が見込まれる場合に出動することになっていて、のと里山空港では来年3月末まで行われる予定です。