広島・新井貴浩監督

■プロ野球　交流戦　楽天0ー1広島　延長11回（14日　楽天モバイル） 広島は楽天を延長戦の末に下し31勝24敗1分で今季最多タイの貯金7とした。0ー0で迎えた11回、楽天2番手・宋家豪に先頭・二俣が右安打で代走・羽月、秋山の犠打で1死二塁に。矢野の打席で羽月が三盗を決める。矢野がライトへ犠飛を打ち上げ貴重な1点を奪取した。11回はハーンが打者3人で無失点に抑え、来日初セーブで今季9度目の完封勝ち。 スタメンは野間が2日連続でベンチ外。1番センター・秋山、2番ショート・矢野、3番セカンド・菊池、4番ライト・末包、5番サード・小園、6番ファースト・堂林、7番DH・石原、8番キャッチャー・會澤、9番レフト・二俣のオーダーを組んだ。 楽天の先発・早川は1回、秋山が遊飛、矢野が一直、菊池が中飛とわずか9球で三者凡退。 大瀬良は今季10度目の登板、試合前まで3勝0敗、両リーグトップ・防御率1.07。前回の6月7日・ロッテ戦（マツダスタジアム）は9回を129球、5四球2奪三振で史上90人目・102度目のノーヒット・ノーランを達成した。 大瀬良は1回1死後、村林にツーベース、辰己を遊飛、鈴木大の投ゴロを自らが失策し一・三塁とするも渡邉佳を二ゴロに打ち取った。 大瀬良は2回、先頭・浅村に左安打、フランコの三直を小園が好捕、太田を右飛、小深を二ゴロに抑える。 3回の攻撃で1死から會澤が左安打で初めて出塁も二俣は右邪飛、秋山は空振り三振に終わる。 大瀬良は3回1死から村林、辰己、鈴木大に3連打され1死満塁のピンチに。渡邉佳の一ゴロを堂林が好捕、浅村を見逃し三振に斬って取った。 打線は4、5回ともに三者凡退に終わり5回まで走者は會澤のヒットに1人のみ。 大瀬良は5回、1番から始まる楽天打線に小郷を空振り三振、村林を右飛、辰己を一ゴロに抑えた。 6回の攻撃で1死から二俣が左中間にツーベース、秋山は空振り三振、矢野も空振り三振に倒れ得点を挙げれない。 大瀬良は6回も鈴木大を左飛、渡邉佳を二ゴロ、浅村に中安打もフランコを遊ゴロに打ち取った。 打線は7回、先頭・菊池が左安打だが末包は右飛、小園は二ゴロ、堂林は二ゴロとつながりを欠く。 大瀬良は7回、太田を三ゴロ、小深田を投ゴロ、小郷に二内安打も村林を遊ゴロに打ち取った。大瀬良は7回を111球、7安打、無四死球、5奪三振の無失点で降板。 8回の攻撃も石原が空振り三振、會澤が四球で代走・宇草、二俣の犠打で2死二塁、秋山は空振り三振で本塁が遠い。 8回は2番手・島内が先頭・辰己に左安打、鈴木大の犠打で1死二塁に。渡邉佳を空振り三振、浅村を申告敬遠、フランコに左安打で2死満塁から代打・茂木を捕飛に打ち取った。 9回も早川の前に矢野、菊池が凡退し末包が左安打も小園は中飛に終わっていた。9回は3番手・栗林が小深田を二ゴロ、小郷を空振り三振、村林を中飛に抑えた。 10回の攻撃は堂林は空振り三振、石原は二ゴロ、坂倉は遊飛に倒れた。 10回、4番手・塹江が先頭・辰巳に死球、鈴木大に犠打を決められ1死二塁で森浦に交代。森浦は代打・阿部を空振り三振、浅村を申告敬遠、フランコに左安打、2死満塁から石原を二ゴロに打ち取った。 森浦は今季初勝利（0敗）。