日本ハムから2位指名を受けた東海大相模・藤田（上）はチームメートの祝福に笑顔を見せる（撮影・宮地輝）

＜プロ野球ドラフト会議＞◇24日 　「プロ野球ドラフト会議supported by　リポビタンD」が24日、都内で開催され、198センチの長身左腕・東海大相模の藤田琉生投手（3年）が、日本ハムの2位で指名された。指名開始から約1時間の待ち時間があったが「うれしいです。小さい頃からプロになるのが夢だったのでよかったです。1軍で活躍するような選手になって、将来的には海外を目指せる選手になりたいです。日本ハムには大谷さんやダルビッシュさんがいますから」と大きな目標を掲げた。 　将来性は群を抜いている。自身の武器はしっかりと認識。「この身長を生かして、角度のある真っすぐが武器。それを生かせるように、まずは下半身を強化して真っすぐ立つ。そこから自分のフォームでしっかり腕を振りたい」。おとなしい口調ながら、力強く課題を口にした。 　自らもドラフト1位で巨人に指名された原俊介監督（47）は、「左で長身だけど、指先は器用なんですよ。まだまだ体が細いけど、肉がついてきたら楽しみ。あの角度で左で投げる。プロでもなかなかいないですよ」と期待を寄せた。 　北海道は行ったことがないというが「海鮮がおいしいと聞いています。自分は海鮮が好きなので、暇なときに食べに行きたいです」。冗談を交えて会場を沸かせていた。