“堀井雄二ミステリー3部作” 『オホーツクに消ゆ』37年ぶりにリメイク SNSで懐かしむ声続々
1984年にパソコン版、1987年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』が、37年の時を経てNintendo Switchなどで復活。当時の雰囲気を残したリメイクに、SNSでは懐かしむ声が多くあがっています。
■“堀井ミステリー3部作”のひとつ、『オホーツクに消ゆ』とは?
本作は、『ドラゴンクエスト』シリーズで知られるゲームデザイナーの堀井雄二さんが手がけた推理アドベンチャーゲーム。プレーヤーは警視庁の警部となり、部下に指示を出しながら、道東を中心に連鎖していく事件を解決していきます。堀井さんが手がけた『ポートピア連続殺人事件』『軽井沢誘拐案内』とともに、“堀井ミステリー3部作”と呼ばれています。
■リメイク版には新たなストーリーが追加
当時は、セーブする際にプレーヤーがパスワードをメモする必要がありましたが、今作では好きなタイミングでのセーブが可能となり、オートセーブ機能も搭載。全編フルボイスに対応するなど、令和版にアップデートされています。(12歳以上が対象) また、2024年を舞台に事件のその後を描いた、堀井さん監修の新たなストーリーも収録されているということです。このゲームの生みの親である堀井さんは12日、自身のXで「本日、オホーツクに消ゆが、ついにリリースされました。パソコンのオリジナルは40年ほど前。それがSwitchで蘇り、感無量です」と心境を明かしました。
■当時を懐かしむ声が続々
今回のリメイク版発売は、Xでも話題に。「めっちゃ好きな作品! 名作!!」「サントラも買った程の好きなゲーム」「北海道に行った時にニポポ人形買ったなあ」などと、当時を懐かしむ声が多くあがっています。