最強寒波到来!今できる4つの備え 水道管の凍結防止 ヒートショック対策 車・スマホ対策は
テレビ宮崎
今シーズン最も強い寒波が到来し、10日と11日は厳しい冷え込みとなる見込みです。今からできる4つの備えを紹介します。 まずは、お家で注意してほしいこと。 気温がマイナス4℃以下になると、水道管が凍ったり破裂したりする可能性が高くなると言われています。 宮崎市上下水道局によりますと、おととし1月、宮崎県内に強い寒波が到来した際には、水道トラブルに関する問い合わせが3日間で250件ありました。 このうち、半分以上が水道管が凍って破裂したという相談だったということです。 今すぐできる対策としては、屋外であれば蛇口や水道管などにタオルを巻いて、雨に濡れないようにビニール袋をかぶせる。 屋内であれば、蛇口を少し開いて水を流し続け、温度を下げないようにするのが効果的で、水は鉛筆くらいの太さにするのがポイントだということです。 続いてはこちら。 外が寒いとお風呂でゆっくりと温まりたくなりますが、特に高齢の方は注意が必要です。 こちらは、一昨年4月から去年3月にかけ、浴室と脱衣所で死亡した高齢者の数を月別で表したグラフです。 5月から10月は10人未満で推移していますが、11月が19人、そして12月は28人、1月は26人と冬場に急増していることが分かります。 この原因の一つとして考えられるのが「ヒートショック」です。 ヒートショックは、急激な温度変化で血圧が上下し、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすことをいいます。入浴中の事故で多くの人が命を落としています。 これを防ぐためのポイントがこちら。 ・入浴前に脱衣所や浴室を暖め、家の中の寒暖差をなくしておくこと ・お風呂の温度は41℃以下、入浴時間は10分までを目安にすること ・浴槽から急に立ち上がらない ・食後すぐや飲酒後の入浴を避けるなど ちょっとした心がけでリスクを減らすことができます。 高齢のご家族がいらっしゃる方は、この事故を防ぐポイントを伝えてください。 続いて、車の対策です。 JAFによりますと、フロントガラスの凍結防止に最も効果的なのはカバー、毛布やバスタオルでも代用可能だということです。 また、ガラスにワイパーがくっつかないようにワイパーを上げておくのも大切だということです。 万が一、フロントガラスが凍ってしまった場合、熱湯をかけると外気温との温度差でガラスが割れる可能性があるため、水や専用スプレーを使いましょう。 そして最後がこちら。 寒くなると窓ガラスに「結露」が起こりますが、スマートフォンでも「結露」が起こることがあり、故障の原因になります。 宮崎市のスマートフォン修理業者に対策を聞きました。 外にいる時は、スマホを使う時以外はポケットやカバンの中に入れて外気に触れさせないことが大切です。 また内部に水分が入らないよう、浴室などの湿度の高いところでは、スマホを使わない方がよいということです。 寒い冬はまだまだ続きます。 4つの備え、ぜひ実践してみてください。
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