世界の歴代ロイヤルがまとった、至高のウエディング・ドレス【後編】
現代のロイヤルアイコン、キャサリン皇太子妃やシャルレーヌ公妃をはじめ、ロイヤル・ウエディングならではの気品とエレガンスにあふれた花嫁姿を一挙にお届けします。美しいレースが施された王道デザインから、シンプル&ミニマルなスタイルまで、傑作ドレスの数々は必見です。
シャルレーヌ公妃(2011年)
元競泳のオリンピック選手で身長177cmという抜群のスタイルをもつモナコのシャルレーヌ公妃。その健康的な美しさを引き立てたのは、ジョルジオ・アルマーニが手がけたオフショルダードレス。一見シンプルながらも、ドレスには2万個のパールと4万個のクリスタルが刺しゅうされ、背中から流れるトレーン、ロングベールは多くの人を魅了しました。
キャサリン皇太子妃(2011年)
今なお記憶に新しい、2011年のロイヤル・ウエディング。キャサリン皇太子妃がまとったのが、サラ・バートンが手がけたアレキサンダー・マックイーンのドレスでした。英国を象徴するローズ、アザミ、スイセン、シャムロックの花を形取った繊細なレースのディテール、約3メートルのロングトレーンに観衆の視線は釘付けに。今でも多くの花嫁たちが憧れる花嫁スタイルです。
ベアトリーチェ・ボロメオ(2015年)
グレース妃の孫であるピエール・カシラギと結婚した、イタリア貴族のベアトリーチェ・ボロメオ。ボロメオ家のプライベートアイランドで行われたセレモニーで彼女がまとったのが、アルマーニ プリヴェのドレス。肩から延びる2本のトレーンが特徴的なドレスは、そのシンプルな女神風のデザインが、開放的なリゾート・ウエディングにぴったりです。
ソフィア妃(2015年)
スウェーデンのイケメンプリンス、カール・フィリップ王子を射止めた元モデルのソフィア妃。スウェーデンを代表するデザイナー、イダ・シェーステッドのウエディング・ドレスは、Vネックの繊細なレースが気品たっぷり。一見控えめでありながら、レースに縁取られたロングトレーンが、ロイヤル・ウエディングにふさわしい壮麗さを演出しています。
メーガン妃(2018年)
世界中が注目したハリー王子とメーガン・マークルの結婚式。ウエディング・ドレスは、イギリス人デザイナー、クレア・ワイト・ケラーが手がけたジバンシィのものでした。優雅なボートネック、スリムな七分袖がモダンさを感じさせるミニマルなデザイン。ベールにはイギリス連邦の全53カ国をあらわす花と、彼女の出身地にちなんだカリフォルニアポピーの刺しゅうが施されました。