紅葉とアルプスの雪化粧を堪能…高遠そばの原形「幻のそば」提供、期間中の平日のみ…焼き味噌を出汁でといて…からみ大根と刻みねぎを混ぜ合わせて作った「辛つゆ」が魅力
長野県伊那市の高遠城址公園では「もみじ祭り」が開かれています。 高遠城址公園にはおよそ250本のカエデが植えられていて、例年より1週間ほど遅く色付きが始まっています。 【写真を見る】紅葉とアルプスの雪化粧を堪能…高遠そばの原形「幻のそば」提供、期間中の平日のみ…焼き味噌を出汁でといて…からみ大根と刻みねぎを混ぜ合わせて作った「辛つゆ」が魅力 桜の名所として知られる高遠城址公園ですが、紅葉のスポットとしてもひそかな人気を呼んでいて、葉を落としたタカトオコヒガンザクラの横ではカエデの緑から赤色の葉が見事なグラデーションを織りなしています。 7日は秋晴れにも恵まれ、うっすらと雪化粧をした中央アルプスも臨むことが出来ました。 観光客は: 「素敵です、風情があって」 「サクラが有名だとは知っていたが、もみじがこんなにキレイだとは驚きました」 最盛期には園内一面が赤く染まるということで一番の見頃は来週にずれ込むのではということです。 さらに、もみじ祭りに合わせ、今年からちょっと珍しいそばの提供も始まっています。 秋晴れの伊那市高遠城址公園。 「もみじ祭り」に合わせて行われているのが「高遠そば新そば祭り」です。 そばどころとしても知られる高遠地区。 地元でとれた新そばを提供していますが普通のそばとはちょっと違うようです…。 信州そば発祥の地 伊那そば振興会飯島進会長: 「『芝平(しびら)そば』っていいますね。高遠そばの原型で芝平地区で家庭料理として食べられていたそばを復元して提供している」 焼き味噌を出汁で溶き、からみ大根と、刻みねぎを混ぜ合わせて作った「辛つゆ」をそばにかける「芝平そば」。 地元の伝統料理を広めたいと去年まで提供してきた「高遠そば」は土日のみにして、今年初めて平日限定で芝平そばの提供を始めました。 窓の外に広がる紅葉を眺めながらの贅沢なひと時、県の内外から訪れた観光客が舌鼓を打っていました。 地元の人は: 「芝平で生まれ育って高遠に出てきたので懐かしくて食べに来ました、芝平のお葬式っていうと必ずこのそばが出た、それこそ50年ぶりに食べました」 東京から: 「そばがすごくおいしかった、皆さんが中で作ってるの見ながら待っていたが、おいしかったですね」 「もみじ祭り」と同時開催の「新そば祭り」は10日まで開かれています。
信越放送
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