菊地氏を枢機卿に任命 ローマ教皇、日本人7人目
【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコは6日、菊地功・東京大司教(65)を枢機卿に任命すると発表した。枢機卿はローマ・カトリック教会で教皇に次ぐ高位聖職者で、日本人が就任するのは2018年の前田万葉大司教に続き、7人目となる。12月8日に枢機卿会議が開かれ、叙任式が行われる。 【写真】菊地功大司教「真の心の復興」東日本大震災支援の経験を世界で生かす 21年
80歳未満の枢機卿は教皇選挙(コンクラーベ)の投票権を持つ。 東京大司教区などによると、菊地氏は岩手県宮古市生まれ。新潟教区の司教などを経て、17年に東京大司教に任命された。23年にはカトリック系慈善団体の非政府組織(NGO)「国際カリタス」の総裁にも選出されている。