Pot-pourri、プログレッシヴ・パンク・チューン「Dressed in Black」を配信リリース
「アブストラクト・ポストパンク」を標榜し、普通のロック・バンドの編成とは異なるアンサンブルにて、メロディアスながらもカッティング・エッジなオリジナル・サウンドを追求してきたPot-pourri(ポプリ)が、新曲「Dressed in Black」を12月25日(水)よりbandcamp、およびApple Music・Spotifyほか各種ストリーミング・サービス / ダウンロード・ストアにて配信リリースしています。 5月にリリースされたシングル「Y」以来7ヵ月振りの新曲となる「Dressed in Black」は、ミドル・テンポの前作「Y」とは打って変わって、トライバルなリズムと不条理な展開に導かれるプログレッシヴ・パンク・チューン。激しいブレイクとシャウトの応酬が、緻密かつ過剰な音響のなかで繰り広げられている楽曲に。 メンバーのSawawoはヤング・ファーザーズ『Heavy Heavy』を聴いて受けた衝撃のまま曲を作り始めたとのこと。ザ・キュアー「The Blood」やZAZEN BOYSのようなリズミカルなリフが楽曲を先導し、一筋縄にはいかない進行はカーディアックス「R.E.S.」やプリンス「Play in the Sunshine」などにも通じるものがあります。 楽曲全体を印象付けるコーラスは、今年アルバム『Second Communication』をリリースし、企画の中心バンドの1つとして即興コンピ『JET STREAM OF PSYCHIC YOUTH』のリリースに携わったオルタナティブ・ロック・バンド“PSP Social”の3名(田村陽玖、勢子雄大、アバラ)によるもので、コーラス・パートの録音は彼らの他の作品同様、元“例のK”のヤミニが担当しています。 レコーディング・エンジニアは、「Y」に続き、今年ストーンズ・スロウ・スタジオのエンジニア、コリン・デイヴィスとの共同プロデュースによる新曲「あなたがここに来るまでに用は済みそう」とそれに続く新曲「風俗」をリリースした“Lanes”の田村悠二が担当。マスタリングには、「Y」と同様に、Pot-pourriと縁が深い落合・soupの運営に携わり、インディペンデント・レーベル / イベント・シリーズ「0奏 (Edition Zeroso)」のコ・ファウンダーを務め、ENDONの『FALL OF SPRING』などのマスタリングも手掛けたエレクトロニック・ミュージックのプロデューサーのNobuki Nishiyamaを迎え、より躍動感、より立体感のあるサウンドに仕上げています。また、今作もbandcamp版とは別の配信用のマスタリングが施されています。 なお、シングルのアートワークも「Y」同様、メンバーのRyo Nagaiが手掛けています。 Pot-pourriは新作アルバム『Eraser, Pencil』を来年2025年2月にリリースする予定。前作のシングル「Y」、そして今作「Dressed in Black」はアルバム・ミックスで収録されます。