マンネリを打破! メンズの「秋冬スーツ」を洗練させるコツ 「定番色にシャツ」以外の選択とは?
今まで使うことのなかったブラウンスーツに難しさを感じるかもしれないが、手持ちのブルー系アイテムを合わせると驚くほど簡単に着こなせるはず。いつものスーツに飽きたら、ブラウンスーツに袖を通してもらいたい。 ■脱いでもビジネス感が保たれるカーディガン (きっちり度:80%) 簡単に脱ぎ着でき、温度調整も容易なカーディガンは秋冬のノータイスタイルにぴったり。ネクタイを外すことによって、少し間の抜けたVゾーンを引き締めてくれるからだ。
社内など空調が効いた場所でジャケットを脱いだときに、ビジネスの場らしいきちんと感をキープしてくれる効果もある。 スーツと同色を合わせるのが最もベーシックだが、コントラストをつけた色合わせもVゾーンが強調されておすすめだ。ただ、ビジネスシーンで使うことを考え、ネイビーやグレー、ブラックといった基本色を合わせるのが望ましい。 ゲージと呼ばれる糸の太さでカジュアル度が変わるため、細い糸で編まれたハイゲージのカーディガンを選ぶようにしてほしい。
これはビジネスらしい品をキープするだけでなく、ジャケットの中に着るときは薄手のカーディガンのほうが動きやすく快適に過ごせるからだ。 柄や編み方に関しては、単色で凹凸のないプレーンな編み地のタイプが汎用性も高く重宝するだろう。 コーディネート例では、ネイビーのストライプスーツに同色のカーディガンとホワイトシャツを合わせた、ベーシックで真似しやすいスタイルに仕上げた。 シューズはきっちりとしたレースアップタイプを合わせ、普段のスーツスタイルから20%ほどカジュアルに見えるようにした。
このスタイルにネクタイを合わせても違和感なく見えるくらいビジネス感が保たれているため、初心者でも取り入れやすい。 Tシャツやカジュアルシャツの上に羽織ることが多いカーディガンも、色やデザイン、生地感を変えることでビジネスシーンの強い味方になってくれるはずだ。 ■ビジネスの場を和ませるタートルネックセーター (きっちり度:60%) コートはもちろん、ベストなどさまざまなアウターを合わせられる秋冬の定番インナーであるタートルネックセーター。カジュアルな印象があるが、実はビジネスシーンでも活躍してくれる万能インナーだ。