名鉄百貨店の「ナナちゃん」、LINEスタンプに 過去の衣装や姿モチーフに
名古屋駅前の名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)のシンボル「ナナちゃん」をデザインしたLINEスタンプの提供が12月1日、始まった。(名駅経済新聞) 同百貨店オープン70周年(12月1日)を記念して提供する。ナナちゃんは1972(昭和47)年にオープンした名鉄百貨店本店「セブン館」(「ヤング館」への改称を経て2011年閉館)の1周年を記念し、翌年の1973(昭和48)年に同館のシンボルとして「誕生」した巨大マネキン。現在は同店の広報部員として、催事やセールと連動した衣装を着用しPRにいそしむ。 ナナちゃんがLINEスタンプになるのは初で、8種類を用意。過去の衣装や姿をモチーフにデザインした。同店広報宣伝担当者の近田晴香さんは「ナナちゃん好きのほか、これまでのナナちゃんの姿を知っている人にも楽しんでもらえるようにした」と話す。 モチーフにしたのは、「ナナちゃんバースデーウイーク」で身に着けた衣装(おめでとー!)など。同店クリアランスセールPR時の姿(!!!)では、アゴが外れて地面に突き刺さって驚く様子を見せる。荒く鼻息を出す姿(スゴイ)もある。通常セールで身に着ける赤いワンピース(おはよう)では、パンとコーヒーを手にしている。 近田さんは「普段のLINE会話でどんどん使ってもらうのはもちろん、スタンプをきっかけにナナちゃんを知ったという人が実物のナナちゃん人形を見に来店してくれることにつながれば」と話す。 スタンプは同店公式LINEの「友だち」登録(既存の登録者も含む)で進呈する。
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