きょう(火)の天気 関東以西は広く晴天で気温上昇 11月中旬なのに夏日予想も 北日本や北陸は天気下り坂で雷雨のおそれ
きょう12日(火)は関東から西の地域では広く晴れて、気温が上がりそうだ。西日本では25℃以上の夏日になる所もあり、季節外れの暑さとなる見込み。一方、北日本や北陸の天気は下り坂で、午後から次第に雨や雷雨となりそうだ。さらに未明に発生した台風25号の動向にも注意したい。
時季外れの夏日も 朝との気温差に注意
きょうも日中は全国的に平年を上回る暖かさとなりそうだ。きのうと比べると低い所が多いが、沖縄以外でも25℃以上の夏日になる所があり、11月中旬とは思えない気温が予想されている。最高気温は宮崎や鹿児島などで26℃、清水(高知県)などで25℃、名古屋や佐賀、熊本でも24℃まで上がって夏日に迫る陽気となりそうだ。朝との気温差が大きくなるため、服装で調節する必要がある。
北日本・北陸は午後から雨雲広がる
天気は関東から西の地域では概ね晴れる所が多くなりそうだ。ただ、北日本や北陸の天気は下り坂で、北海道の早い所では昼頃から雨が降り出す見込み。雷を伴ってザッと雨脚が強まるおそれがあり、風も次第に強まりそうだ。雨の範囲は次第に広がる見込みで、東北では夕方から、北陸でも夜には傘が必要になってくる。帰宅が遅くなる方は雨具を準備しておきたい。
一方、沖縄は湿った空気の影響をうけるため、大気の状態が不安定となり、所々でにわか雨がありそうだ。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害などに警戒が必要となる。
台風25号発生 週末には沖縄の南へ
また、その沖縄では、今週後半から次第に台風の影響がでてきそうだ。きょう午前3時にフィリピンの東で台風25号が発生した。台風は今後、発達しながら西よりに進み、徐々に進路を北よりに変える見込み。週後半には暴風域を伴い、16日(土)には沖縄の南まで達する見通しとなっている。今後の情報に注意が必要だ。 (気象予報士・多胡安那)