ジュビロ磐田注目の新戦力(3)たった出場12試合で個人昇格!? 20歳が持つポテンシャルとは
明治安田J1リーグの2024シーズンは2月23日に開幕を迎える。昨季、J2を2位でフィニッシュし1年でのJ1復帰を果たしたジュビロ磐田は、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて16人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、彼らの中から新天地での活躍が期待される5人を紹介する。
DF:西久保駿介(背番号26) 生年月日:2003年7月30日(20歳) 前所属:ジェフユナイテッド千葉 2023リーグ戦成績:12試合1得点0アシスト 昨シーズンまでの主力選手であった鈴木雄斗が湘南ベルマーレに移籍したことにより、ジュビロ磐田は右SBの補強が必須になっていた。そこで獲得したのは、年代別日本代表の選出候補にもなり、若手のホープとして期待が寄せられている西久保駿介だ。プロ3年目の西久保は今季がJ1初挑戦となる。 西久保はジェフユナイテッド千葉でプロキャリアをスタートさせ、2022シーズンはリーグ戦27試合に出場してプロ1年目としては上々のシーズンを送った。しかし2023シーズンは中盤戦以降ボランチから右SBにコンバートされた高橋壱晟が重用されたこともあり、シーズンを通 して12試合の出場にとどまってしまった。 それでも西久保が個人昇格を果たしたのはそのポテンシャルを評価されてのことである。身体能力に優れる西久保は高い守備力を持ち、空中戦でも強さ発揮することができる。2023シーズン第11節ロアッソ熊本戦ではコーナーキックからヘディングでゴールを奪った。 攻撃面では正確なクロスも武器にしている。磐田には今シーズン、ターゲットマンになりえる身長190cmの大型FWマテウス・ペイショットも加入しており、西久保の持ち味がより活きる可能性もある。前任者の鈴木雄斗は昨シーズンJ2トップとなる10アシストを記録しており、その穴を埋めるためにも西久保には積極的な攻撃関与が求められることだろう。
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