このままだと非常にヤバい…。J3リーグで大苦戦するチーム（3）昇格はまたお預け？ J3屈指のタレント力も
明治安田J3リーグが開幕し、各チームは13試合を消化した。J2昇格に向けロケットスタートを見せるチームがある一方で、勝ち点を積み上げることができず、今後に向け不安を残すチームも多い。今回は、開幕でつまずき黄信号が灯っているチームを紹介する。
松本山雅FC 順位：10位（勝ち点19） 成績：5勝4分4敗（18得点19失点） 監督：霜田正浩 昇格できそうでできない。松本山雅FCがJ3で3シーズン目を迎えている。2015と2019シーズンにJ1だったチームが、J3の沼から抜け出せずにいる。一昨年のJ3では4位に入ったものの、終盤まで大混戦だった昨季は9位と低迷した。 今季からプレーする馬渡和彰や山口一真、藤谷壮などJ3では圧倒的な戦力を持っていると言っても良い。現時点で勝ち点は19で自動昇格圏内の2位アスルクラロ沼津との勝ち点差はわずか2。しかし、得失点は-1でゴールは取れてはいるが、守備に課題を残している。 今季は開幕戦のテゲバジャーロ宮崎戦で勝利したが、その後3試合勝利なし。第2節のFC琉球戦と第3節のY.S.C.C.横浜戦のように、追いつく試合はあるが、勝ちきれていない印象だ。また、第8節のツエーゲン金沢戦では6失点を喫し、1-6で敗戦となっている。 それでも、第13節のアウェイでの大宮アルディージャ戦では2-0で勝利。大宮に初の黒星をつけ自信を取り戻しつつある。霜田正浩監督体制2年目となる今季で、J2昇格を果たすことは難しいのか。
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