燃える峡谷に今だけ降りられるトロッコ駅 黒部峡谷で紅葉見頃
日本一深いV字谷の黒部峡谷(富山県黒部市)で紅葉が見頃を迎えている。 峡谷は「トロッコ電車」に乗りながら紅葉を楽しめる人気観光地。能登半島地震による落石の影響で、ふもとの宇奈月駅から途中の猫又駅までの折り返し運転が続いている。猫又駅は通常、工事関係者らしか下車できないが、全線開通までの期間限定で一般客の降車を解禁した。 【写真】見頃を迎えた黒部峡谷の紅葉=2024年11月12日午後1時4分、富山県黒部市、金居達朗撮影 運行する黒部峡谷鉄道によると、地震後、一般客用に臨時のホームを整備した。20分間の停車時間が設けられ、景色を楽しむことができる。今季の営業は30日まで。(金居達朗)
朝日新聞社