令和勝利第1号の柳堀隆吾が5年ぶりとなる5月の試合で再起の白星目指す
◆プロボクシング ▽ライト級(61・2キロ以下)8回戦 柳堀隆吾―宮本知彰(27日、東京・後楽園ホール) 日本ライト級12位の柳堀隆吾(花形)が26日、前日計量に臨み、61・1キロでパスした。対戦する宮本知彰(一力)も61・0キロで1発パスした。 柳堀は5年前の5月1日、後楽園ホールでの東日本新人王予選4回戦でカリエンテ子安(E&Jカシアス)に判定勝ち。元号が令和になって、後楽園ホール最初の勝ち名乗りを受けた。「持ってる」ボクサーはそれ以来5月に試合を行ったことがなく今回は5年ぶり。「そういえばたまたま(5月は試合が)なかったですね。ここまで長かった。再起戦をしっかり勝ちきりたい」。昨年12月に宇津木秀(ワタナベ)に5回TKO負けしており、連敗阻止へ表情を引き締めた。 デビューからこれまで10勝を挙げているがKO勝ちはわずか1回。21年7月の相沢祐貴(RK蒲田)戦以来、2度目のKO勝利へ「サウスポー対策をしっかりやってきた。相手も調子よさそうですが頑張ります」と気合い十分だ。 ともに30歳の2人の戦績は柳堀が10勝(1KO)3敗、宮本が9勝(8KO)8敗。
報知新聞社