地震・大雨で被災 石川県能登町の職員が中学生に講演 被災地の現状は
テレビ宮崎
能登半島地震や豪雨災害に見舞われた石川県の現状を伝えようと、能登町の職員が姉妹都市である宮崎県小林市の中学校で講演しました。 講演会には、野尻中学校の2年生約60人が参加。 能登町危機管理室の道下政利室長が、被災地では元日以降、2000回を超える地震が発生していて、能登町では、倒壊した家屋の公費解体が3割~4割ほどしか進んでいないと現状を説明。 今年9月の奥能登豪雨では、輪島市の中学2年生が犠牲になったと話し「最善が無理でも、次善の避難行動を取って命を守ってほしい。」と訴えました。 (能登町危機管理室 道下政利 室長) 「能登半島地震の教訓を少しでも生かして災害に備えること。防災教育をしっかりしてほしいという思いと、中学生でもできることがあると伝えたかった。」 道下さんは、公助には限界があるとして、生活用水やトイレなどの備えをもう一度見直してほしいと話していました。
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