OCHA NORMA 米村姫良々・北原もも・田代すみれが語る、ハロプロ内外に目を向けたSNS発信の大切さ
OCHA NORMAがSNS発信に注力する理由
ーー2023年はライブハウスツアーだけでなく、ハロー!プロジェクト以外のアイドルと対バンする形のライブにも多数出演していました。 米村:ハロー!プロジェクトとは違った、ザ・アイドルというようなふわふわキラキラというオーラを間近で感じて、その可愛らしさに刺激を受ける部分はあります。OCHA NORMAは出演時間が15分でも20分でもみんな自分の可愛らしさを最大限引き出せるように、前髪を整えたりメイクをアドバイスしあったりしていて。その意識はハロー!プロジェクト外のイベントに出演させていただいてより強くなったと思います。 田代:ビジュアルだけじゃなくて、歌い方やパフォーマンスの面でも、ハロー!プロジェクトはハロー!プロジェクトらしい歌い方、パフォーマンスがあると思うのですが、他のアイドルさんは色々な曲を披露しているので、「もっとこういうふうに見せたら可愛く見えるかな」とか、「こういう見せ方があるかもしれないな」と思ったり。 北原:外部のイベントだと、「ハロー!プロジェクトは知っているけどOCHA NORMAは知らない」という方もいると思うので、そういう方に「やっぱりハロプロってすごいな」と思ってもらえるようにならないといけないなと思います。OCHA NORMAの曲はすこし不思議な曲もあって、可愛らしさだけが魅力ではないと思うので、そういう部分でアピールできれば良いなと思います。 米村:個別お話し会とかのイベントで「対バンライブから遊びに来ました」という方も来てくださって、そういう時に対バンで知ってくれてるんだなという実感も感じています。 ーーOCHA NORMAは対バンイベントだけでなく、SNSの発信も盛んです。米村さんはYOASOBIの「アイドル」を踊った動画がTikTokで話題になっていましたね。 米村:あれは元々自撮りで「アイドル」の動画を公開していたのですが、それを見たいつも衣装を担当してくださっている方にお声がけいただいて、再現衣装で撮影することになりました。 ーーあの動画はOCHA NORMA、ハロー!プロジェクトファン以外にも瞬く間に広がりました。 米村:こんなことになるとは思わなかったです(笑)。思っていた何倍もの反応をいただけて嬉しかったです。 ーーTikTok以外にもSNSでの投稿には力が入っているように感じます。 北原:私はハロプロ研修生時代からSNSを大事にしていました。研修生時代はブログはたまにしか更新できなくて、その一回の投稿でどれだけ印象つけられるか、どれだけ覚えてもらえるかっていうのを大事にしていました。その時から壁を飾って写真を撮ってみたりとか、たくさん工夫をして投稿をしています。 ーーその反響を感じることはありますか? 北原:あります。コメントもたくさんいただいていて、自信と元気をもらっています。逆に思ったよりいいね数が伸びなかった時は、何が悪かったんだろうと考えて次の投稿に活かしたり。でも、コメントを頂けることがすごく嬉しいです。誰か一人にでも「頑張ってるね」と言ってもらえるだけで力になるので。 ーー田代さんはグループ加入までは普通の学生としてSNSを見る場面も多かったと思います。 田代:私がアイドルになる前にSNSをみているとタイムラインに色々なアイドルさんが出ていて、パッと見て可愛いなと思ってそのグループに興味を持つことはあったので、SNSって大事だと思います。実際加入して、みんなが注目してもらえるような文章をつけたりすると拡散されたりするので、この投稿が誰かに届くかもしれないと思って投稿しています。 ーー既にさまざまな投稿をしているOCHA NORMAですが、これからやってみたいことはありますか? 米村:YouTubeをやってみたいです。OCHA NORMAのメンバーは個性が強くて面白い子がたくさんいるんですよ。そういう面白さを出していけるようなコンテンツが作れたらいいなと思います。 北原:私は個人のInstagramアカウントを持ってみたいなと思います。今はグループのInstagramで投稿しているんですけど、より自分の個性を発揮できると思うし、作り込みがいがあると思います。 田代:二人が挙げていることももちろんやりたいんですけど、あとは生配信をもっとやりたいなと思います。コメントを読んで返すっていうのをやってみたくて、それでもっとファンの皆さんと近づけると思うし、その中で自分らしさを出せるんじゃないかなと思うので。 ■2024年はグループらしさを見つける1年に ーー2024年はハロー!プロジェクトから新しいグループのデビューも予定されています。先輩として、OCHA NORMAはどのようなグループにしていきたいと思いますか? 田代:名前の由来の通り新時代のスタンダードになる存在になれればと思うので、これから時代とともにハロー!プロジェクトも大きく変化していく中で新しい時代を作るようなグループになりたいです。 北原:一番の特徴にフレッシュさを挙げていただくことが多かったのですが、後輩グループができたらそれが通用しなくなると思うので、フレッシュさにプラスして、OCHA NORMAといえばこれですというようなもの見つけられればと思います。 米村:たしかに。わかりやすいグループのコンセプトを見つけられたらいいなと思います。ハロー!プロジェクトはグループごとでみても“グループらしさ”がしっかりしているグループが多いので、OCHA NORMAらしさをしっかり持って、後輩がデビューしても埋もれないようなグループになりたいです。
佐々木翠