辺野古抗告訴訟 住民の原告適格認める 福岡高裁が一審判決破棄
沖縄テレビ
普天間基地の移設計画を巡り国土交通大臣が県の埋め立て承認の撤回を取り消したことは違法だとして辺野古区などの住民が裁決の取り消しを求めた裁判で福岡高裁那覇支部は15日、住民の原告適格を認め審理を差し戻す判決を言い渡しました。 この裁判は2019年国土交通大臣が県の埋め立て承認撤回を取り消したことは違法だとして辺野古区などの住民が裁決取り消しを求めているもので一審の那覇地裁は2022年、住民に原告となる資格「原告適格」はないとして訴えを却下しました。 15日の控訴審で福岡高裁那覇支部の三浦隆志裁判長は原告4人について「騒音などの被害を受ける恐れがある」として原告適格を認め一審判決を破棄し審理を那覇地裁に差し戻す判決を言い渡しました。 普天間基地の移設計画を巡る住民訴訟で原告適格が認められるのは初めてです。
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