「選挙戦えない」 自民神奈川県連、2人の支部長差し替えへ
自民党神奈川県連は22日、10月の衆院選で落選した神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町)の山本朋広・元防衛副大臣(49)と9区(川崎市多摩区、麻生区)の中山展宏・元国土交通副大臣(56)について、両区の支部長に選任しないことを決めた。 【写真】山本朋広氏 支部長は衆院選の公認候補予定者になる。2人は次期衆院選にも挑戦する意向を示していたが、過去の衆院選で小選挙区で勝ったことがなく、今回は比例復活もできなかったため差し替える。 この日に開催された県連総務会後、梅沢裕之幹事長は記者会見を開き、「4区の支部の意向確認をしたところ、『山本さんでは戦えない』ということだった。9区も同様だ」と説明した。
朝日新聞社