衆院選、福島の序盤情勢 定数1減で4選挙区全区域が変更
27日投開票の衆院選で、福島県内では4小選挙区に計11人が立候補している。県内の序盤情勢を探った。定数1減で小選挙区数が5から4になり、全ての区域が変更になった。 【表でみる】自民党「非公認」12人の"当落"予測 3区は、派閥パーティー収入不記載事件による役職停止処分を受け、自民非公認になった元復興副大臣の菅家一郎氏が、公示直前に不出馬を表明。同事件で比例代表での立候補を辞退した無所属上杉が急遽(きゅうきょ)、立候補を決意した。立民小熊は、白河市など県南部への浸透が課題となっている。 2区の自民根本は、引退した元厚生労働相、匠氏の長男。地盤とする大票田の郡山市では立民玄葉が支持固めを進めており危機感は強い。1区は立民金子と自民亀岡との一騎打ち。4区は自民坂本を立民斎藤が追う展開。共産は比例代表での得票上積みを視野に、複数候補を擁立した。