「余裕」が欲しい動力性能 レクサスLBX 長期テスト(2) 歴代で最も好印象なe‐CVT
LBXへ興味を示したゴルフ GTIの若者
この場所は、クルマ好きがドライブの拠点として利用することが少なくない。筆者のクルマ友だちの中にも、そうしている人が複数いる。どんな珍しいスポーツカーがやって来るのか楽しみにしていたのだが、今回はありふれたモデルが中心といえた。 日が傾いた頃、駐車場を再び確かめてみたが、充電器には数台のテスラが繋がっていた。ヒョンデ・アイオニック5も、エネルギー補充していたけれど。 翌朝は、フォルクスワーゲン・ゴルフ GTIに乗るグループが駐車場に集まっていた。LBXへ、興味を示してくれたようだ。 渋滞には揉まれてしまったが、モリーズ・モーテル&ダイナーはオシャレで素敵な場所だった。途中までの道のりも、混んでいなければ気持ちいい。駐車場も広くて停めやすい。そして、LBXに対する理解も深まったと思う。
積算6232km 押すと開くドアハンドル
レクサスLBXの車内側のドアハンドルは、少しわかりにくいようだ。初めてリアシートへ人を乗せた時、どうやってドアを開くのか聞かれたのだが、その時はあまり気にしていなかった。 ところが、その後に乗せた別の友人も、開け方でつまずいた。このドアハンドルは、軽く押すとドアが開く仕組みで、確かに普通の動きとは違う。もっと直感的なデザインであるべきかもしれない。それでも慣れてしまえば、こちらの方が簡単だと感じている。
テストデータ
■気に入っているトコロ アップル・カープレイ:スマートフォンと簡単に無線で連携できる。これだけで、日常が少し楽になると思う。 ■気に入らないトコロ 反応の悪いテールゲート:キーフォブのボタンを押しても、テールゲートはなかなか開かない。 ■テスト車について モデル名:レクサスLBX ハイブリッドFWD プレミアムプラス・デザイン(英国仕様) 新車価格:3万5595ポンド(約676万円) テスト車の価格:3万6265ポンド(約689万円) ■テストの記録 燃費:20.3km/L 故障:センサーの故障 出費:なし
レイチェル・バージェス(執筆) 中嶋健治(翻訳)