スペック最強は誰だ!? 日本代表、最新メンバー能力値ランキング9位。クラブで不遇…。代表で輝く点取り屋
北朝鮮代表とのFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨む日本代表のメンバーが14日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。発表時のメンバーが対象)
9位:上田綺世(フェイエノールト/オランダ) 生年月日:1998年8月29日 市場価値:900万ユーロ(約12.6億円) 23/24リーグ戦成績:17試合1得点0アシスト 日本代表通算成績:24試合11得点0アシスト 上田綺世はAFCアジアカップ2023で4ゴールを決める活躍を披露したことで、ストライカーのポジション争いで完全に一歩前へと出た。所属するフェイエノールトでは未だ1ゴールと苦しんでいるが、彼の決定力は日本代表にとって重要な武器となっている。 上田のストロングポイントは、彼の能力値で上位2つとなった「フィジカル」を全面に押し出した「攻撃力」だ。日本人離れの跳躍力を活かした高い打点からのヘディングシュートや強引に前へと持ち出してのフィニッシュなど、相手DFを物ともせずにゴールを決めきる能力の持ち主である。ボックス内での強さは現日本代表の選手で間違いなくトップだろう。 一方で「スキル」は「67.4」とやや低い能力値となった。アバウトなロングボールであっても自慢の「フィジカル」で競り勝つことができるが、その後の繋ぎの部分での連係ミスやパスミスが目立つこともある。いわゆるポストプレイヤーと呼ばれる選手のスタイルではない。これがフェイエノールトで苦戦する理由の一つであり、ストライカーとしてプレーの幅を広げるためにも改善したいところだ。
フットボールチャンネル