高島礼子&長谷川初範、NHK『宙わたる教室』出演 主人公・藤竹の知られざる過去に関係
長谷川初範「素敵な作品に参加出来ることは本当に幸せ」
俳優の高島礼子、長谷川初範がNHKドラマ『宙わたる教室』(火曜午後10時)に出演することが29日、発表された。物語の中盤以降、主人公・藤竹(窪田正孝)の知られざる過去に関係する2人の人物として出演する。 【写真】高島礼子が「最も長く乗っていた」ゴツい1台 高島は、藤竹と因縁を持つ科学界の権威・石神怜生(いしがみ・れい)役。名京大学の教授で赤外線カメラを使った惑星探査で知られる世界屈指の研究者。研究の功績から、国が進める科学政策促進委員会の委員長を務め、JAXA の惑星探査プロジェクトを含む日本の科学促進に関わる政策や予算に絶大な影響を与えている。その揺るぎない姿勢は、「日本の科学技術の飛躍には、優秀な人材に予算を集中投入することが鍵である」という強い信念に支えられている。 高島は「お話を頂いた時点で、実在する定時制高校での、しかも内容は科学教育と想像出来ず、時間があったので原作本を購入しました。けど、私の役が登場する5話までの内容に引き込まれたので、このまま原作は終了後に堪能しようと決めました。問題を抱える生徒達と一緒に真剣に向き合う主人公の藤竹と対立する役でしたが、石神の主張も現実的で決して間違ってはいないと思います。彼女の主張も視聴者の方に理解して頂けるように愛情を込めて演じたいと思いました。オンエアが楽しみです」と伝えた。 一方、長谷川は藤竹の東郷大学時代の指導教授であり、同大学の名誉教授・伊之瀬嘉之(いのせ・よしゆき)役。現在は実家のある山梨で隠居生活を送りながら、地元の小学校から大学まで幅広く科学の出前授業を行い、科学界の裾野を広げる活動を続けている。時折、藤竹や相澤ら教え子たちと連絡を取り、彼らの活躍を見守っている。 長谷川は「『宙わたる教室』は実在する定時制高校科学部で起きた実話に着想を得て生まれた物語ですが、まず台本を読みすすめていく中で熱い気持ちにさせてくれる物語でした。近年、最先端の数学と物理学とが手を組み宇宙の謎に挑戦していると云われてますが、一般の私たちにも『量子力学』という言葉を耳にすることも出てきました。そんな中、私たちの周りを取り囲む物質や宇宙に個人的にも大変興味を持っていた所に、何と本作の教授役を頂き、嬉しい限りでした! 科学で世界は益々解明されようとしてますが、それを研究し携わるのは人間です。そこには熱い情熱、想いや挫折があったり、また立ち上がり夢を追い、突き進む希望を失わない人間の『生きる美しさ』があります。歳を超えた定時制の生徒たちが目を輝かせてこの魅力的な世界を見つめる。素晴らしいストーリーで素敵な作品に参加出来ることは本当に幸せです。ドラマ『宙わたる教室』が多くの皆様に観て頂けますように!」とコメントした。
ENCOUNT編集部