西田敏行さん主演作『おらが春~小林一茶~』『敦煌』『植村直己物語』NHK BSで放送
10月17日に逝去された西田敏行さんを偲んで、主演作『おらが春~小林一茶~』、映画『敦煌』、映画『植村直己物語』の3作品がNHK BSで放送される。 『おらが春~小林一茶~』は、2002年1月に放送された小林一茶を描いた物語。15歳で故郷・北信濃から江戸へ奉公に出された小林一茶(本名・弥太郎/西田敏行)は、葛飾派の俳諧師として、江戸で活動していた。相撲番付ならぬ俳人番付では、小さく下のほうに載る程度の活躍だったが、富津の名主の奥方・花嬌(かたせ梨乃)には慕われている。花嬌が亡くなり、父・弥五兵衛(財津一郎)が倒れた、という知らせを聞いて一茶は帰郷し、妻をめとり、子を授かるが、生家との確執は続き、妻や子を次々亡くし……。 『敦煌』は、井上靖の小説を基に、11世紀の戦乱の中国でシルクロードに旅立った青年と砂漠に生きる人々を豪華キャストで描く壮大なスケールの歴史大作。宋の時代、科挙の試験に落ちた趙行徳(佐藤浩市)は、新たな希望を求め新興国・西夏へ向かう。道中、西夏軍漢人部隊を率いる朱王礼(西田敏行)に徴用され同行することになった行徳は、人々との出会いや戦いを交えながら、やがて敦煌の文化遺産を守るため奔走する。 『植村直己物語』は、西田さんが五大陸の最高峰登頂など数々の世界的偉業を成し遂げた冒険家・植村直己を熱演した伝記ドラマ。1984年2月、世界初のマッキンリー(現・デナリ)冬季単独登頂に成功した後、消息を絶った世界的冒険家・植村直己の半生と夫婦の愛を描く。モンブラン、エベレスト、北極圏などで長期ロケを敢行した。 『おらが春~小林一茶~』は10月26日19時30分から21時29分まで、『敦煌』は10月28日13時から15時24分まで、『植村直己物語』は11月4日12時30分から14時51分まで、それぞれNHK BSで放送される。
リアルサウンド編集部