“まる子ちゃん”の声優が集結 亡くなったTARAKOさんとのアフレコ現場での思い出明かす
日テレNEWS NNN
2024年3月に亡くなった、声優のTARAKOさんをしのぶ『TARAちゃんありがとうの会~たいせつなきみへ~』が15日に執り行われ、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』に出演する声優陣が、感謝のメッセージを送りました。 【画像】“ちびまる子”などで知られる声優・TARAKOさん死去63歳 『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子の声を34年間演じたTARAKOさん。関係者向けに行われた式典の第一部には、まる子のお父さん・ヒロシ役の屋良有作さん、おじいちゃん・友蔵役の島田敏さん、初代ナレーターのキートン山田さん、おばあちゃん・こたけ役の佐々木優子さん、お姉ちゃん・さきこ役の豊嶋真千子さんも出席しました。
■『ちびまる子ちゃん』アフレコ現場での思い出
式典後の囲み取材に応じた5人。アフレコ現場での思い出について聞かれると、佐々木さんが「お誕生日のお祝いが大好きで、“今週〇〇さんのお誕生日なのでみんなで歌いましょう”って言って、彼女がリードしてくれて、必ずスタジオの中でハッピーバースデーをみんなで歌いました。全出演者、全スタッフのお祝いをするので、毎月のようにみんなで歌っていた思い出があります」と回顧しました。 また、TARAKOさんはミュージシャンとしても活躍。島田さんは「ちびまる子ちゃんの中で時々、まるちゃんと友蔵じいさんが歌うっていうシーンがありまして、アドリブっぽいシーンなので、TARAちゃんに“どうします?”って相談したら、“敏さんに任せます”って言って、私がへたくそな歌を歌うんですが、なんたってミュージシャンですから、本当にうまくひろってくださって、そのシーンがきれいにできちゃうっていう。ブラボーですよ」と現場での裏側エピソードを明かしました。 最後には、それぞれが役の声で、TARAKOさんへの感謝のメッセージを送りました。