賀来賢人、岩田剛典ら、映画『聖☆おにいさん』出演決定 白石麻衣が福田雄一作品に初参加
12月20日に全国公開される松山ケンイチと染谷将太がW主演を務める映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』の第2弾キャストとして、賀来賢人、岩田剛典、白石麻衣、勝地涼、佐藤二朗の出演が発表された。 【写真】映画『聖☆おにいさん』キャラビジュアル(複数あり) 本作は、イエスとブッダが、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートで2人暮らしをしながら、Tシャツにデニムスタイルで下界でバカンスを満喫している日常を描いた、累計発行部数1700万部を超える中村光による漫画『聖☆おにいさん』を実写化するコメディ映画。 監督・脚本を務めるのは、『銀魂』シリーズ、『今日から俺は!!劇場版』、『新解釈・三國志』などで知られる福田雄一。主人公のイエスを松山、もう1人の主人公であるブッダを染谷がそれぞれ演じる。 第2弾キャストとして発表された賀来、岩田、白石、勝地、佐藤が演じるのは、イエスとブッダを取り巻く「Team 天界」のメンバー。 ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)や映画『新解釈・三國志』など多数の福田監督作品に出演している賀来が、宇宙の原理が人の姿になった存在である梵天を演じる。梵天は、長髪で太眉のがっしりとした体形、スーツ姿といういで立ちで、押しが強くプロデューサー気質を持ち合わせた役どころだ。 『新解釈・三國志』以来の福田監督作品への出演となる岩田が演じるのは、ウェーブのかかった金色長髪、見目麗しい見た目の大天使ミカエル。 白石が演じるのは、音楽や芸術を司る女神の弁才天。2024年1月クールのドラマ『恋する警護24時』(テレビ朝日系)、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』でヒロインを演じた白石は、本作で福田作品初参加を果たす。 映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』、ドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ系)以来の福田作品出演となる勝地が演じるのは、雷を司る軍神の帝釈天。帝釈天は切れ長の目の面長に超高級ブランドのスーツというスマートな見た目ながらも、時に荒っぽい口ぶりになるギャップを持ち合わせた役どころだ。 また、福田作品には欠かせぬ人となっている佐藤が、映画オリジナルキャラクターで、イエスとブッダが修行を積む際に登場する謎の戦いの仙人を演じる。 あわせてメイキング映像とキャラクタービジュアル、1ショットビジュアルが公開。メイキング映像は、梵天(賀来賢人)、ミカエル(岩田剛典)、帝釈天(勝地涼)の3人がイエスとブッダに何かお願い事をしている様子から始まる。大きな声でダメ出し、演技指導をする福田組初参加の白石の演技も確認できる。 キャラクタービジュアルでは、戦いの仙人(佐藤二朗)をセンターに布陣を組むTeam 天界の5人の姿が。1ショットビジュアルでは、目力を見せる梵天、空を指さすミカエル、拳を胸に抱いた帝釈天、ロックな雰囲気が溢れ出す弁才天、そして手のひらから光を放つ戦いの仙人などそれぞれのキャラクターの特徴が捉えられている。 コメント 賀来賢人(梵天役) 聖☆おにいさん、映画化! 梵天役をやらせて頂きました、賀来賢人です。 原作から役のイメージを膨らませた結果、目力に意識を持っていき丁寧に表現を追求しました。今回の手応え的に、何らかの賞は取ると思います!泣きそうです。 スタッフキャストの皆様、本当にありがとうございます。カンヌ、ヴェネチア、ベルリン、ありがとう! 岩田剛典(ミカエル役) "聖☆おにいさん"を福田監督で初の実写映画化と聞いて、とても挑戦的で楽しみな企画だと思いました。 登場人物は歴史上の色んな神話に出てくる、一度は耳にしたことのある神様ばかりです。 僕は天使長ミカエルを演じました。 天使長ということで、天使らしく飛ぶシーンを想定して高いところから吊るされる覚悟をしていましたが、蓋を開けてみたら出演シーンのほとんどが畳の上でした。 福田組エンタテインメントが炸裂していますので、ぜひぜひ劇場でお楽しみください。 白石麻衣(弁才天役) この度は映画『聖☆おにいさん』に参加できることを大変嬉しく思います。台本を読ませていただいた際に、本作のユーモアと神様の融合にクスッとしたのが強く印象に残っています。 私が演じる「弁才天」という役は、音楽や芸術を司るキャラクターであり、その魅力を存分に表現できるよう努力いたしました。 皆さまに笑顔を届けられる作品となっておりますので、ぜひ楽しみに待っていてください! 勝地涼(帝釈天役) 「聖☆おにいさん」の連載当時から、漫画を読んでいたので、今回の映画化を聞いた時は、作品のいちファンとして、とても嬉しかったです。 原作の世界観を面白おかしく映像化できるのは、福田雄一さんしかいないと思います。松山くんと染谷くんのおふたりが醸し出す空気感は、イエスとブッタそのもので、その中に自分が参加できることは、楽しみしかありませんでした。 撮影現場は、福田組常連の賀来くんと岩田くんを含む5人のシーンでしたが、 第一声をどう発するのか、各々のせめぎ合いもあり、ヒリヒリした感じが心地よかったです。毎度のことですが、「福田さんは笑ってくれているのか?」と常に探りながら(笑)。 原作ファンの方も、初めて見る方も、ゲラゲラと笑いながら楽しめる作品に仕上がっていると思いますので、期待していてください。 佐藤二朗(戦いの仙人役) なぜなのだ。なぜ記憶がないのだ。なぜ福田雄一作品に限り、記憶がないのだ。出た記憶がないのだ。おそらく福田作品は「どうかしてしまわないと」できないからだと思うのだが、原作は以前よりもちろん存じあげているし、松ケンも将太も大好きな俳優で、今回の映画化に大いに期待を寄せるものだが、え何?…「戦いの仙人」役?…ふふ。俺のイメージキャストはあの俳優さんだな。うん。断然あの俳優さん。ふふ。楽しみだな。…あ俺か。俺がやってるのか。これはもう、劇場にてこの目で確認するしかあるまい。
リアルサウンド編集部